チャート読み解きトレーニング-2025.8

FX

2025.08.21(木) チェック時間:5分程度

USDJPYは1時間足5SMA,20SMAのGCなのでいったんの買いの強さを示してます。丸いマーク部分。
昨日は前日の高値、安値共に更新で下降トレンドですが、前述の買いの強さがホンモノならば147.8付近までの再上昇はあり得ます。
20SMAが水平になったときに5SMAで認識されるレベルのリターンムーブがあれば、それが示唆する方向へのエントリーは考えられます。
全体的に8月に入ってからダイヤモンドフォーメーションを形成しつつあるようにうかがえるので、日足の高安値を更新するほどの上昇や下降から20SMAが戻し、20SMA水平からの5SMAのリターンムーブをひたすら狙うことになりそうです。現状上値は重いと感じます。

EURUSDは1時間足5SMA,20SMAのDCなのでいったんの売りの強さを示しています。丸いマーク部分。
まるでUSDJPYの1時間足チャートを上下さかさまにしたようなチャートになっています。考え方はUSDJPYの真逆となります。

2025.08.21(木) チェック時間:3分程度

午前中に続きまして、その後のチャートの動きについてフォローします。

EURUSD,USDJPY,GOLDともに5SMAと20SMAの交差、および20SMAが水平になりつつある状況を確認。
これで一旦の方向性が示されたとみて、相場の期待と想定します。(想定が正しいとは限りません。)
次にその方向性の起点となった20SMA水平付近の損切り注文の集中(の可能性)を意識しつつ、
かつ、その方向性における価格の停滞兆候を注視します。簡単に言えば、上昇なら上げどまり、
下降なら下げどまりです。
その停滞が昨日の高値を越えるのか?越えないのか?あるいは高値と安値の中間付近になるのか?
その止まる位置がEURUSDなら4時間足レベルの安値切り上げ、USDJPYなら4時間足レベルの高値切り下げ、GOLDなら4時間足レベルの安値切り上げ、になるか?というところで今のところ、様子見とします。ちなみに依然として昨日日足の高値、安値の中にあります。

何を気にしているか、というと今後の値動きで相応の値幅を期待できるほどの資金の流入を「期待」として、その資金流入の期待方向への値動きが怪しくなる「不安」待ちを20SMA水平付近に、今後、見出せたらいいな、という考えとなります。

2025.08.22(金) チェック時間:3分程度

GOLDの5SMA,20SMAのスクイーズに注目。
どちらに行くかわからないので、一度スクイーズが解放されてから戻りをみてみたいと思います。

2025.08.22(金) チェック時間:3分程度+昨日の振り返り45分

今回、もしかして昨日のUSDJPYはトレードできたかもしれない、という視点を考察してみました。その根拠は、私がイラストで示す、3ステップロジックです。

昨日のUSDJPYは上に控えるレジスタンスラインを気にして積極的には狙うつもりはありませんでしたが、もしかして、このイラスト画像の認識があれば、トレードした可能性もあります。ここは微妙な心理となります。買い注文や売り注文の「期待」は斜めのラインを使って20SMAを参考に浮きだたせ、その20SMAのラインブレイクが「不安」領域への突入となります。あとは5SMAとの波動を見ながら、「裏切り」確定を待つというステップになります。

フィボナッチリトレースメントを使うと、よく言われる50%戻し、と相性が良いですね。

上記、画像のGOLDを少し横長にしてみました。

グランビルの法則と言われればそうかもしれませんね。そこに買い注文と売り注文の攻防を移動平均線を参考に、ストーリー(相場心理の変化)を見出していきたい、という私の強い思いでもあります。(20SMAレベルの波形とは書きましたが、実際にチャートをみると5SMAレベルの波形に置き換えてローソク足で判断しないとチャンスを逃すこともありますので、要注意です。)

2025.08.23(土) チェック時間:3分程度+GBPUSD振り返り5分

週末ですので、先週金曜までの4通貨ペアの5SMAと20SMAの状況、方向性検討のための平行チャネルラインを引いたチャート画像、および後述のGBPUSDの個別チャートを添付します。

金曜日はGBPUSDの20SMA水平で5SMAがゴールデンクロスをしてスクイーズが見られたため、ロング狙いで小額の試し玉を入れて様子見しておりましたが、何か指標発表があったようで、動きが悪くポジションを閉じた直後、わずか数分後にロング方向へ急上昇となっていました。

もしもポジションをそのまま持っていたら利益になった局面ですが、明らかに自分の手法で得る利益ではないので、これぞ、稀に起こるラッキーな状況だったかもしれません。実は1時間足5SMAと20SMAのゴールデンクロス後のスクイーズでツツミ足はあったものの、4時間足の20SMAは上に控えて少し離れたところに位置してましたので、下げ止まりから、この4時間足20SMAくらいまでは狙えるかな、という思惑はありましたが、ここまで吹き上げるとは想像していませんでした。

一応、下げ止まり、という見立ては正解だったかと思います。さて、他通貨ペアも5SMA、20SMAが乖離して週明け待ちとなっておりますので、これがまたスクイーズするごとに再度、チャートの見直しと期待、不安、裏切り(諦め、という言葉でも良いかな、と。)の3ステップで引き続き、考察をしたいと思います。

2025.08.25(月) チェック時間:5分程度

月曜日になりました。20:40時点の4通貨ペアのチャートです。白い〇が付いているのは、私が考えたインジケータで5SMAと20SMAが同時にローソク足にタッチしているときにマークが出るようにしたものです。これで2本の移動平均線に絡む1時間足を示すことができるため、少なくとも白い〇が出ないうちはチャートも見る価値がない、というスタンスとしています。とは言っても、現状の1時間足チャートで白い〇マークが出ていたとしても、今一つ、方向性が見えませんので、今は静観といたします。フィボナッチリトレースメントも表示させて、特定ラインで何らかの反応が見えればプランを検討したいと考えます。

2025.08.26(火) チェック時間:5分程度

さて今朝の最新チャート画像です。それぞれの通貨ペアで動きがありましたが、特にわかりやすいGOLDの戻りを待って狙えそうかどうか様子見としています。興味深いことにGOLDの今朝の9:00頃の急騰はちょうどフィボナッチ50%ライン付近での反応になっています。例えば東京市場の開始時刻までにフィボナッチ50%付近まで戻しが進みそうな動きは、今後の検証課題としたいと思います。

昨夜の話に戻りますが、GOLDが少し動くかな?とニューヨーク時間を狙ってましたが、1分足まで落とし込んで1分足のスクイーズに賭けて、試し玉の最小ロットを入れて様子見でしたが上げ切らず薄損で終了しました。

その時のチャート画像では損失部分に記録が出ています。今、見ると高値掴みとなっており、反省すべきところです。リスクを把握せずにフルロットでエントリーなら大損失でした。3ステップロジックは私自身、習得中となっています。

2025.08.26(火) チェック時間:10分程度

本日、夕方の4通貨ペアのチャート画像です。私の考える方向性について、チャート右側に白色の矢印を描画しました。GOLDはリターンムーブが曖昧なためにリスクが高そうです。GOLDの値動きは、ある価格到達で一挙に動き出すというパターンが多いように感じますので、どうしてもスキャルピング想定になりますが、止めときます。スキャルピングは、私の哲学である「待つ」こととは真逆の性質を持つからです。その他の通貨ペアについては、N字イメージで捉えています。

値動きを追いかけてエントリーすることは、多くの場合、価格がすでに大きく動いた後でポジションを持つことになります。これは、いわゆる「高値掴み」や「安値掴み」につながりやすく、少しでも価格が逆行すると、すぐに含み損を抱えることになります。

「ギャンブル」との対比: このようなトレードは、値動きの勢いに乗ることで利益を得ようとする、ギャンブル的な要素が強くなります。私の哲学である「期待」「不安」「裏切り」の3ステップは、このギャンブル性を排除し、より優位性の高い局面を待つためのものです。

N字イメージの有効性

「N字イメージで考える」のは、FXの相場を理解するための重要な要素が凝縮されているからです。

  1. シンプルさ: 複雑な理論やインジケーターを排除し、誰もが理解できる単純な形のイメージで相場を捉えることができます。
  2. 相場の本質: N字の波動は、相場の上げ下げ、つまり「押し目買い」や「戻り売り」というトレードの基本的な考え方を視覚的に示しています。
  3. 私の哲学との連動:
    • N字の最初の上げ(期待): 多くのトレーダーが「上がるぞ!」と期待する段階です。
    • N字の押し目(不安): 期待に反して価格が一度下がる段階です。ここで不安を感じたトレーダーがポジションを閉じ、次の動きに備えます。
    • N字の再上昇(裏切り): 不安を乗り越え、再びN字の方向へ動き出す「裏切り」の段階です。私のロジックで最も優位性のあるポイントとなります。

2025.08.27(水) チェック時間:10分程度

15:00過ぎの状況をいつもの4通貨ペアでのチャートです。なお、今回、従来の白い丸マークを付けるインジケータに加えまして、私が考えた「5SMAと20SMAのクロス状態をマルチタイムでダッシュボードで確認できるインジケータ」を動作させています。各時間足で5SMAと20SMAのクロスがゴールデンクロスか、デッドクロスか、を見分けることが可能になっているインジケータです。1分足と5分足は未完成足でも5SMAと20SMAのクロス状態をリアルタイムで反映する仕様になっています。チャート上、各時間足のクロス状態がバラバラで、その後、隣り合う時間足でクロスが一致してくる状況を見る使い方になります。EURUSDのM15からH4までデッドクロスのグループが出来ているのが気になりますね。でも日足がゴールデンクロスなので、、、どうなの?という感じではあります。

日足のゴールデンクロス表示の中で下位足のデッドクロスが目立ちます。

2025.08.28(木) チェック時間:60分程度

いつものUSDJPY,GOLD,EURUSD,GBPUSDの4通貨ペア1時間足です。
これまで5SMAと20SMAのクロス状態と方向を重視したチャート分析でしたが、75SMAを追加してみました。それぞれのチャートにおける5SMA(白)、20SMA(赤)、75SMA(水色)の3本の曲線と、チャート左上に表示されたダッシュボードにおけるM1,M5,M15,M30,H1,H4,D1の各時間足における矢印表示で、5SMAと20SMAのクロス状態を示すインジケータ表示です。
また、ローソク足で5SMAと20SMAに同時タッチで表示される白い〇マークもあります。

以下にその役割を整理します。


5SMA

最も直近の値動きの方向性を示すためローソク足と密着する形で推移することがほとんど。
特にローソク足の実体部分が5SMAで支えられる、抑えられる、という状況で推移する場合は、ボリンジャーバンドで言われるところのバンドウォークのような現象になるので、5SMAウォーク(私の勝手な命名)と呼ぶのも面白いかもしれない。
デイトレードでは5SMAの山と谷が描かれる値動きに注目して5SMAの山と5SMAの谷が時間差を置いてほぼ同じ価格で重なるポイントで捉えるとローソク足としてロールリバーサルになっていることが多い。実際のチャートでは5SMAが水平気味のところでローソク足が実体レベルでブレイクするところがエントリー目安となるものの、後述するプライスアクションと合わせてエントリーする必要がある。
5SMAの折れ曲がり具合と推移を追うのは、ダウ理論の高値安値を追うことと、概ね重なるものがあると考える。

20SMA

5SMAとのクロスで方向性を決める役割を果たす。デイトレードでは基本的に5SMAと20SMAの2本が同じ方向を向いているところの値幅を刈り取るイメージになる。記述の5SMAブレイクでエントリーが一概に正解と言えないのは20SMAとの方向性が確立されていない場合、レンジで逆行に見舞われる可能性が高くなるからである。
私が5SMAと20SMAがローソク足に同時にタッチしたところで白い〇マークを表示されるインジケータを考案したのは5SMAと20SMAの方向性の確立が近いことをトレーダーに知らせる頃合いとして悪くないと思ったからである。
5SMAと20SMAのクロスタイミングでも同様かもしれないが、ほぼ同等の効果が期待できると想定してそのようにした。

75SMA

買いと売りの注文が集中する境界線と捉える。1時間足で75SMAに価格が到達していたら、5SMAと20SMAの既述の役割と特性を考えながらエントリープランを考えるタイミングになる。
75SMAの上なら買い、下なら売りである。
1時間足の高値と安値、5SMA、20SMA、75SMAが一定の価格帯に収まり、スクイーズ状態でロールリバーサルが見えれば1時間足の5SMA,20SMA,75SMAの並びでパーフェクトオーダー方向へのエントリーを狙うシナリオを考えることになる。
パーフェクトオーダーといえば、5SMAと20SMAのクロス状態を各時間足で監視できるように私が考案したインジケーターもそのような背景で起案したものである。

またエントリーでは、1時間足のツツミ足やハラミ足、コマ足が並ぶ価格帯から実体レベルで1時間足が離れていくタイミングを15分足で捉えることになる。


以上の考察から、現状、GBPUSDのロングエントリー狙いが妥当と考えています。

2025.08.29(金) チェック時間:15分程度

本日、朝の4通貨ペアの1時間足チャートです。

現状、20SMA(赤色)と75SMA(青色)の乖離が顕著であるため、様子見というスタンスです。一応、チャート画像の左下、GBPUSDについては、20SMAと75SMAの乖離が比較的小さく、本日のトレードの可能性があるとしたら、このGBPUSDだと考えています。75SMAよりレートが上にあるためロング狙いとなります。75SMAに5SMAと20SMAが接近するなかで、5SMAレベルで20SMA水平で意識されるようなサポートとレジスタンスがロールリバーサルで形作られるかどうか、を注目したいと思っています。

具体的には5SMAが20SMAを一度下抜けて、20SMAに高値を抑えられるようなアクションになり、そこから20SMAを上に抜けて、今度は20SMAが安値を支えるようなアクションになる、という流れが、75SMA上で見えてくるかどうか、ということになります。それは20SMAを基準として5SMAの軌道が逆三尊を描くようなイメージになると想定します。同時に値動きが一時的に20SMAと75SMAに挟まれたレンジになることを想定します。そのレンジからの上向きブレイク、そして、そこから20SMA上での逆三尊の右肩でロールリバーサルの形になるかどうか、という視点です。価格帯で言えば、1.351~1.353付近からのロングエントリーになるのでは?と考えます。

2025.08.29(金) チェック時間:5分程度

本日、17:00時点の最新チャートです。朝にお伝えしたGBPUSDのロング狙いは変わっておりません。

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