チャート読み解きトレーニング-2025.9

FX

2025.09.01(月) チェック時間:5分程度

本日、9/1 8:00時点でのいつも通りの最新4通貨ペアのチャートです。

各チャートの左上のダッシュボートで丸いシルエットの赤と青で下向き、上向きの矢印は私が考案したインジケータによる、MTF 5SMAと20SMAのデッドクロス、ゴールデンクロスを示す表示です。D1とH4の方向で一致していれば概ねデイトレードとしてその方向を狙いたいと考えます。よって現状、興味深いのはEURUSDとGBPUSDです。理由はSMAが示す方向に対して、私が引いた
右肩下がりの白いカウンタートレンドラインがスクイーズを示し始めていると思えるからです。
ですが、よくよくみますとGBPUSDは高値の更新幅が少なくなっており、上値を抑えられているかに見えます。いくら上昇トレンドとは言え、上にレジスタンスが控えている兆しが伺えるため注意が必要かもしれません。一方でEURUSDですが、GBPUSDほどではないですが、こちらも同じ理由で警戒が必要かもしれません。
上に控えるレジスタンスを越えてそれとロールリバーサルが移動平均線のサポートをもって示されたらロングを狙いたい、という方針ですが、現時点ではまだ静観状態となります。

2025.09.01(月) チェック時間:5分程度

本日、9/1 19:00JST時点でのいつも通りの最新4通貨ペアのチャートです。
朝、EURUSDとGBPUSDに引いていた右肩下がりのカウンタートレンドラインを上に抜けました。ですが、やはりGBPUSDは上値が重いようで、方向感覚を失っているようにうかがえます。
EURUSDは5SMAに支えられた、私がよく言う5SMAウォークの感じはあるものの、5SMAレベルでみえる値動きがロールリバサールになっておらず、一直線に5SMAが上を向いている状態です。いわゆる押し目としての波動が確認できません。
以上をもって依然、静観としたいと思います。

2025.09.02(火) チェック時間:5分程度

本日、9/2 11:00時点での最新4通貨ペアのチャートです。

昨日まで注目していたEURUSDとGBPUSDですが、上値が重い状態が継続しており、D1とH4の5SMA,20SMAのゴールデンクロス状態ながら、特にEURUSDは高値切り下げの様相を示し、GBPUSDは頭を押さえられて小幅のレンジとなりました。

今後、安値を割って下降の機運が見えたところでそれを否定する買いが入ることで高値を更新するとロング狙いのシナリオ、特にロールリバーサルのシナリオが見えてくるかもしれませんが、現状は静観となります。簡単に言うと75SMAに一度タッチするようなアクションが無いと先が見えにくいと感じます。

その意味ではUSDJPYは動きがありました。D1で5SMAと20SMAのデッドクロスながら、それより下の時間足ではパーフェクトオーダーになっています。実際、今、価格は上昇を示しており、朝9:00頃からチャートの前に張り付いていたとしたらロングエントリーできたトレーダーもいるかもしれません。15分足でみるとロールリバーサルか?と伺われる動きがありますが、10:00にチャートを見ていないと取れない動きでした。参考までにUSDJPYの15分足チャートです。
1時間足を見ていたら狙えるところではない、と考えます。なぜならSMA水平で節目が明確でないからです。チャートを見ていたらエントリーしていたか?正直わかりません。試し玉で既にエントリー出来ていたら、含み益をみて強気にエントリーした可能性もありますが、それがなかったら小額でテストする程度だったかもしれません。いずれ、フルロットで狙うところではないですね。

後で気が付きましたが、点線のラインを引いていたら、75SMAへの反応を確認したうえで、ロングエントリー狙いでしたね。

2025.09.03(水) チェック時間:5分程度

本日、9/3 12:00時点での最新4通貨ペアのチャートです。

各チャートの左上のダッシュボートで丸いシルエットの赤と青で下向き、上向きの矢印は、前回もお伝えした私が考案したインジケータによる、MTF 5SMAと20SMAのデッドクロス、ゴールデンクロスを示す表示です。
また1時間足の20SMA(赤)と75SMA(青)の同時タッチで赤い〇マークが表示されるインジケーターを採用してます。(従来は5SMAと20SMAの同時タッチにしていましたが、ちょっとパラメーターを変更しています。)

結論から言って、静観となります。

2025.09.03(水) チェック時間:15分程度

本日、9/3 19:00時点での最新4通貨ペアのチャートです。

どの通貨ペアも75SMAからの乖離が顕著であるため、この通貨ペアは静観とします。

GBPJPY

そこで他の通貨ペアを探してみたところ、1時間足20SMA/75SMA同時タッチが示されたGBPJPYを分析することにしました。そのチャートが以下となります。

1時間足20SMAと75SMAが現在、同時にローソク足にタッチしており、そこに黄色のドット表示がされています。ここは注文が集中して流動性が高くなってきていると想定されます。全体的にトレンド方向は希薄ではありますが、本日に限定のトレードとするなら、直近の1時間足で安値を切り上げる平行チャネルラインが引けます。この平行チャネルラインからの上方向のブレイクで199付近の小さなリターンムーブでの小幅なレンジから200方向への上昇が狙えるのでは?と考えました。チャート右側に白色の矢印で値動きの想定軌道を描画します。ただし平行チャネルをブレイクせずに引き戻されるリスクは0ではないので、そこはチャートに張り付いての逃げの準備をしてのトレードになると思います。私の見方とは逆に現在、売りポジションを持って199からのショート狙いをするトレーダーも存在するはずです。その思惑を逆利用したいと考えます。そのショート狙いが失敗するところを私はロングで獲ろうとしています。

GBPJPYの4時間足を見ると、過去に売られたポイントのちょっと上で買われているのがわかります。ロールリバーサルじゃあな~い?と思っての今回のロング狙いの根拠となります。

1時間足で平行チャネルラインを引きながら、どこまで狙えるか?を探りました。想定のブレイク後の戻りがなく、1時間足の実体で抜けたところでエントリーしました。200くらいまで上げるかどうか、全くもってわかりません。いまいち、勢いが無いので薄利で撤退しておきます。

結果は以下の通りとなりました。(pipsで示される数値部分)

最終的には想定のターゲットとなる白い右肩下がりの点線まで到達はしていましたが、条件としてはさほど良い相場環境ではなかったと思います。

先ずは「1時間足の75SMAタッチを待って、次に20SMAの方向でエントリーを狙う」という考え方はシンプルかつ強力です。相場環境に気を付けて実践していきたいと考えます。でも今回はH4で5SMAと20SMAがデッドクロス状態でしたので、向かい風でしたね。そりゃ、進まんわ、と。

2025.09.04(木) チェック時間:15分程度

本日、9/4 10:30時点での最新4通貨ペアのチャートです。

EURUSDとUSDJPYが75SMAタッチしてますので、今後、20SMAの方向を注視していきたいと思います。風向きに要注意。

2025.09.04(木) チェック時間:5分程度

本日、9/4 15:00時点での最新4通貨ペアのチャートです。

75SMAタッチ後の20SMAや75SMAをなぞる値動きを注視します。値動きが背中やお腹をまんべんなく平均値に擦り付けて、最終的に20SMAの方向に5SMAが向くところでロールリバーサルが観察できればOKとなります。

2025.09.04(木) チェック時間:5分程度

本日のEURUSDのトレード結果です。

いかにもHFTが高速取引を仕掛けているようなところでエントリーしてしまって。マズイ。

何より損切りが悪い。エントリーも5SMA、損切り・利確も5SMAという5SMAルールを徹底させる必要がありそうです。私は1時間足5SMAブレイクでエントリー、15分足以下5SMAブレイクで損切り・利確という考えでいますので、少なくとも15分足5SMAを逆方向に抜けてきたら、若しくは5分足の5SMAを終値で抜けて、次の足が戻らずに逆行を決める動きになったら、迷わず切るべきでした。これは相当意識しないと。

(5SMAを終値で抜けて、次の足がタッチしたらエントリー/クローズという原則ですね。)

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